定時制高校って、どんな学校? その2 時間制とお金 

ナビ部アラカルト

2016/11/05

もう一つの高校 その10

定時制高校に行く理由、事情は様々だが、就職を有利にするために、中卒ではなく、高卒の資格を取ろうとするのが第一の目的だ。
全日制高校と定時制高校の違いを見ていこう。

授業時間と年限

全日制高校と定時制高校の最大の違いは授業時間だ

全日制高校は普通、午前8時30分に始業し、1日6時間程度の授業がある。午後3時30分頃に授業が終わる。

しかし定時制高校は、午後7時ころに始業し、1日4時間、午後11頃まで授業があるのが一般的だ。生徒は仕事を終えて投稿する。

授業時間は全日制高校より少ないので、同じカリキュラムを消化するには時間がかかる。このため、全日制が3年で卒業の3年制なのに対し、定時制は4年制を取っている場合も多い。学校教育法ではこれも認められている。

定時制インターハイなど定時制高校のスポーツイベントでも「高校4年生」の参加が認められている。

多くの定時制高校では、4年になると就職試験などに合わせた学習内容を取り入れるようにしている。

 

よりフレックスな時間制の高校も

最近の定時制高校の中には、様々な時間制の学校もできている。

朝(午前8時 – 正午)、昼(正午 – 午後4時)、夜(午後6時30分-10時30分)と3つの時間制を取り入れている三部制高校もある。

これは、最近の働き方の多様さに対応したものだ。夜の仕事や夜勤(徹夜仕事)をする人にとっては三部制高校はありがたいものだ。中には四部制の高校もある。

また授業時間を4時間ではなく6時間にして3年で卒業できる定時制高校もある。さらに単位制を導入したり、通信課程も併用にする学校もある。

学びやすい環境を目指して学校が変化しているのだ。

フレックスな授業は、生徒にとってはありがたいが、学校としてはそれだけ教員の確保をしなければならないし、設備も整えなければならない。しかし、高校で学びたいという生徒のためにこうした対応をする学校は増えている。

夜間の定時制高校の多くは定員割れしているが、三部制などフレックスな時間制の定時制高校の中には高い倍率になっている高校もある。

授業内容は?

定時制高校の授業内容は、全日制高校と変わりはない。

同じ教科書を使って、授業を行っている。

定時制高校に通う生徒の中には、中学課程の学びなおしが必要な生徒も多い、中学課程の授業が行われることも多い。

しかし、それは一般の高校でも普通にあることであり、定時制高校だけに見られるわけではない。

ただ定時制高校は、クラス数が少ないことが多いので、学力的にばらつきのある生徒が同じクラスで授業を受けていることが多い。

学費は?

定時制高校も全日制と同じく「公立高校」と「私立高校」があり、どちらに入学するかで卒業までにかかる費用は大きく変わってくる。

公立高校の場合

定時制では、入学金:2,100円 授業料:32,400円/年 単位取得費用:1,740円/単位 積立費用(修学旅行・設備費等):約10万円/年
卒業までの学費は80万円程度だが、就学支援金制度を使えば50万円ほどになる。

全日制の場合、卒業までの学費は120万円程度。世帯年収が910万円未満の家庭では授業料無償化になっているので、定時制と全日制では、それほど学費に差はない。

しかし、定時制に通う高校生の課程は、経済的に苦しい場合が多いので、学費が負担になることも多い。

Crick

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