通信制高校ってどんな学校? その1 

ナビ部アラカルト

2016/11/26

もう一つの高校 その12

定時制高校の特色と問題点を紹介した。
全日制高校、定時制高校のほかに、日本では通信制高校も認められている。
今週からは、通信制高校について考えていこう。

通信制高校の特色

通信制高校は、学校教育法で定められている。全日制、定時制と同じ正式な高校だ。

通信制高校の主な特色は

  1. 毎日通学する必要がない
  2. 面接と試験によって単位を修得する
  3. 修業年限は3年
  4. 単位制のため全日制や定時制のような「学年」がない

ことだ。

通信制は、学校に通わず、自分の開いた時間で勉強をすることで、高校卒業の資格が取得できる。

様々な事情で、通学できない人にとって、大きなメリットがある。

現代のニーズに合っている通信制高校

全日制や定時制の高校を中退して通信制高校に入学すると、中退した高校の単位もそのままカウントされる。中退するまでの勉強が無駄にならない。このため、他の高校を中退した人が、通信制高校に入学することが多い。

かつては通信制高校を卒業しても、試験に合格しない限り大学を受験する資格がなかった。しかし1988年から、全日制、定時制と同様、高等学校の卒業証書を得ることができるようになった。

また修業年限も4年以上から3年に短縮された。

通学や学びのスタイルは異なっているが、通信制高校は、それ以外は全日制、定時制と全く同じになったのだ。

1980年には通信制高校の生徒は13万人だったが、2014年には18万人に増えている。通信制高校は現代のニーズに合っている高校のスタイルだと言えよう。

 

通信制高校に通う多様な事情

 

様々な理由で通信制高校を選択した人がいる

・前の学校で不登校になってしまった

・中学卒業後、専門的にやりたいスポーツ、アートなどがある

・学校に通うのが自分に合わない

・生活のために働かなければならない

 

定時制高校が、主に経済的理由で全日制高校に通えない人の受け皿だったのに対し、通信制高校に通う理由は多岐にわたっている。

いろいろな事情で、全日制の高校に通えない、通わない人が、通信制高校を選択しているのだ。

通信制高校は、柔軟に対応した「もう一つの高校」

受け入れ側の通信制高校も、多様なニーズに合わせて、様々な特色を打ち出している。

高校卒業資格を取得することを前提として

 

・アートやデザインなど専門の教育を受けることができる

・スポーツに特化した教育を受けることができる

・大学受験に特化したカリキュラムを組んでいる

・不登校に対するカウンセリングなどを実施している

 

授業料も全日制より安価なものから、高額なものまでさまざま。施設としても、全日制と変わらない充実した施設を持った学校まである。

 

通信制高校は、社会の変化に柔軟に対応した「もう一つの高校」だと言えるだろう。

 

 

Crick

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