大丈夫、自動車学校は「怖くない」  

みんな、運転免許とろう!

2016/11/20

茨城けんなん自動車学校 指導員に聞く その3

茨城県土浦市の茨城けんなん自動車学校は、1962年創業、広い校地と、充実したカリキュラムで実績を上げてきた。
「免許を取得するってどういうこと?」「どんな指導員がいるの?」運転免許の取得を考える高校生の皆さんは、いろんな不安を感じている。
ここでは、実際に教習を担当する指導員に「茨城けんなん自動車学校のセールスポイント」を語っていただくとともに、「どんな気持ちで教習をしているのか」「なぜ、運転免許指導員になったのか」を話していただく。
これを読めば「運転免許を取得する」ことが、ぐっとリアルに理解できるはずだ。3回目は友水勝久さんの話。

高校生の皆さんには友達感覚で接する

当校の特色は「怖くない」ということでしょうか(笑)。私が言うのもなんですが(笑)

自動車学校というと昔から、こわいとか、すぐどなられるなんていうイメージがあるかもしれませんが、当校は親切丁寧が基本です。

生徒さんの気分を損なわないような言葉使いや態度を心掛けています。

むつかしい言葉はなるべく使わない。

例えば教科書には「右折」「左折」と書いてありますが「うせつ」「させつ」は耳になじみがありませんから路上では「右」「左」と言葉を添えます。

私は第一印象が良くないのですが(笑)、声が高くて、見た目よりも話しやすいので、笑ってくださいます。

でも、言わなくてはいけないことはしっかり言います。

よく検定に落ちて泣いている生徒さんがいますが、そういう方には「今のことより次のことを考えましょう」とアドバイスします。そして対策や方法を一緒に考えます。

 

高校生の皆さんには、上下関係を感じさせないよう、友達感覚で接します。

でも返事がない人が多いのは困りますね。

「つぎ、右に曲がりますよ」と言っても「はい」と言ってくれない。せめてうなずいてくれればいいのですが、うんともすんとも言わない。

右折してくれるかどうかわからない、そういう人は困りますね。

茨城けんなん自動車学校 指導員 友水勝久さん

「にっと笑ってください」とアドバイス

でも、引きこもり状態だった女性が、普通免許を取りに来て、免許の取得にはまってしまって、当校で教習できる免許を全種類とっていったこともありました。

普通免許に始まって、バイク、大型、けん引、大特。

取得するうちに、精神的にも変化があって、明るくなってきたのには驚きました。付き添いのお母さんもバイクの免許を取って、娘とツーリングに行けるようになって、精神的に成長しました、とお礼を言われたこともあります。

自動車学校というのは、どうしても緊張します。指導員はミラーなどで顔の表情を観察して、こわばっているようなら、「にっと笑ってください」とアドバイスしたりもします。

女子は頑張る人が多い

運転の適性も人によって違いますね。

前半の課程で苦労して後半伸びる人、前半スムーズで後半苦労する人。後半伸びる人はこわばっていたからだがほぐれて、リラックスしてくるんですね。

後半苦労する人は壁に当たって悩んで、Sコース、クランクとだんだん伸びなくなったりする。

高校生の場合、女子の方はやる気のある人が多いですね。途中退校はほとんど男子です。女子は頑張る人が多いですね。

 

大型免許は21歳から

大型免許は21歳以上で取得できます。

大型はホイールベース(前輪と後輪の間隔)が長いので、特に左に曲がるときハンドルを回すタイミングが難しいんです、大回りをする恐怖心を克服しなければなりません。それになれるのが大事ですね。だいたい、31時間、2週間くらいで取得します。

大型免許は仕事をしようとする人が取る免許です。

運送関係の会社に就職しても、大型免許を持っていなければ、荷物が運べません。

それに、航空関係の専門学校に通う人は、大型免許を持っていないと就職できないので取りに来られます。

中には、乗ってみたかったという理由で、大型免許やけん引免許を取得する人もいます。

大型免許はプロの免許

大きい車を運転するのは楽しいんですよ。

運転席が高いから景色が変わってくるんです。路上教習では景色が違って見えます。

大型で難しいのはバック。特に隘路は感覚として大きさがつかめないので難しいですね。

 

大型免許はプロの免許です。だから生徒さんの心がけも違います。みんなまじめですね。

普通免許と同様、カリキュラムをあらかじめ組みますから、スケジュール通り免許が取得できます。仕事をするタイミングで免許を取ることが可能です。

 

けん引は一番難しい

一番難しいのはけん引の免許でしょう。

大型よりさらにバックが難しい。

他の車なら「ここでハンドルを切れば毎回同じように回る」ものですが、けん引は極端に言えば同じバックは二度とできません。毎回、違う動きをするんです。違う動きに対応する方法を覚えてもらいのが難しいですね。

 

指導員になるため人生で一番勉強をした

私は45歳です。指導員になって15年になります。もとはトラック運転手だったのですが、高速道路で居眠り運転をしかけてはっとした経験があって、指導員になろうと思いました。

自動車学校の指導員になるには、筆記試験、面接、技能試験をクリアしなければなりません。

それに普通免許から、大型、けん引とひとつずつ資格を取らなければなりません。

この時期、私は人生で一番勉強をしましたね。

本当に伝わる教習をしていきたい

指導員の仕事で一番大事なことは、生徒さんに伝えたいことが伝わったかどうか。特に「コツ」が伝わったか。なかなかできない生徒さんがいると、自分に対しても情けないと思います。せっかく教えても伝わっていないと時間の無駄ですから。

いろいろな生徒さんに対応するために、いろんな引き出しを用意しています。違う方法、視点を変えた教え方を自分なりに作っています。

昔はそうではなかったですが、今は人にあった教習をしないと、来てくれません。

 

指導員をやっていて一番達成感があるのは、

「先生の学科教習わかりやすかった」と言われることです。

これからも、本当に伝わる教習をしていきたいですね。

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Crick

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