東京都代表で「2016ひろしま総文」に出場をはたした東京都立小山台高等学校 ブラスバンド班 その2

みてみて!うちの部活!

2016/09/06

都立小山台高校 ブラスバンド班 その2

小山台高等学校は、創立93年。旧制中学の名残で部活を「班活」と呼ぶ。その活躍ぶりがすごい。2014年には野球班が春のセンバツで都立高校初の甲子園出場を果たし、今夏はブラスバンド班が都代表として「2016ひろしま総文」でトップレベルの技術を披露した。文化班・運動班とも盛ん、進学校としても名高い。文武両道、質実剛健で硬派な校風の魅力と秘訣を、大田原弘幸校長と、ブラスバンド班顧問の佐良土(さろうど)道子先生にきいた。

目標に向かって努力する「敬愛・自主・力行(りっこう)」の精神

大田原弘幸校長

大田原弘幸校長は、「小山台高校の教育目標は「敬愛・自主・力行」、すなわち目標に向かって努力することです。これは府立第八中学創立時の「知育だけでなく、精神、身体のバランスのとれた全人格教育という建学の精神に基づいたものです」と明快だ。

平成19年には東京都教育委員会から進学指導特別推進校の指定を受け、難関私立や国公立大学への進学も増加している。「すべての学問はつながっている」という「小山台教育主義」のもとで2年生までは文理選択を行わず、すべての教科を履修する方式をとる。

「すべての学問はつながっている」主義は、特別活動にもつながる。だから何事も懸命にやる。野球班は都立初の春のセンバツ出場し、ブラスバンド班はトップレベルの技術で「第40回全国高等学校総合文化祭」に東京都代表として出場するなどの成果をあげている。同じく、学校行事も盛んで、合唱コンクールや寒菊祭(運動会・文化祭)などは、生徒が自主的に創り上げ、感動ある学校行事にしている。授業はもとより、班活や学校行事に力を尽くすことが、「文武両道」の秘訣とみた。

100人を超える大所帯だから身につく社会性

ブラスバンド班顧問の佐良土道子先生(左)と、前班長の松本篤くん(右)

ブラスバンド班顧問の佐良土(さろうど)道子先生にきいた。

「憧れてブラスバンド班に入る生徒も多く、現在、部員は119名。1年36名、2年39名、3年44名です。当校は定時制があり、教室は5時までしか使えません。時間内に効率よく練習するためや、セクションごとでの練習もあるので、生徒が話し合うことも多い。上級生も下級生も男子も女子もいる110人の小さな社会ですから、コミュニケーション能力もつき、社会性も身につくのではないでしょうか。生徒はよくやっていますから、望むことはありません」

松本くんが中心で曲を仕上げているところを見せてもらった

この音圧に圧倒される

廊下の片隅、大人数だから、練習場所は工夫している

パーカッションの刻む心地よいリズム

腹に響くチューバの重低音

セクションで曲想に磨きをかけていく

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