女子サッカー部顧問の金澤真吾先生は、ひと言でいえば熱血漢だ 東京都立飛鳥高校 

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2016/10/22

東京都立飛鳥高校 女子サッカー部 3

女子サッカー部顧問の金澤真吾先生は、ひと言でいえば熱血漢だ。なにしろ、自身運営するブログのタイトルは「闘志なき者はグラウンドを去れ!!」。サッカーの指導はもちろんのこと、体育の授業も熱い。

、熱血さがすごいな

その熱量の高さは、女子サッカー部の生徒の声からもよくわかる。門馬瑞キャプテンは、金澤先生の熱さを

「ふざけた先生です(笑)」

と表現した。もう少し突っ込んで尋ねると

「生徒に人気があって、ふざけてるけどしっかりしていたり、熱血さがすごいなと思います」と、やはり“熱血”がキーワードとして登場する。

生徒が教師本人の目の前で笑顔で発する“ふざけた”という評価は、逆に、生徒たちが金澤先生の授業や部活に独自の楽しさを感じていることを証明している。

その前提として、金澤先生に対する女子サッカー部員たちの、サッカー人としての絶対的な信頼がある。

“人”としての教育に力を入れる

金澤先生自身もサッカーのプレーヤーだ。子供の頃から、中学、高校、大学、社会人とサッカーを続け、そして今でもシニアチームでプレーしている。今年になって、元Jリーガーなどスター選手がわんさかといるチームを離れ、別のチームに入った。きっかけは、そのチームのメンバーが試合後にゴミを拾っていたことだという。

「レベルとしてはヘタクソなんですが、とても気持ちが良く頑張るチームですね。僕はサッカー部の指導をしている関係で、どうしても参加できない日が多い。以前のチームは、それでも実力的に評価されれば試合に出してくれたのですが、いまのチームはいつも頑張っている人、努力している人を優先して試合に出すんです。そういうところがとても気に入っています」

サッカーも大事だが、それ以前の“人”の部分を大事にする。それが金澤先生の根本にあるのだと思われる。

TV取材時 体育館での練習の様子

自分で考える力を伸ばしてほしい

女子サッカー部のいまの世代には「例年と比較しておとなしい」と感じている。話を聞くと、こういうことだ。

「部員には少年少女のサッカーの指導にも行かせています。子どもたちとサッカーを通じて関わる中で、コミュニケーション能力や人間力を育てたいのですが、この代はちょっと後ろ向きというか、その活動に対してはあまり積極的ではなかったですね。キャパの問題なのか、その辺りはわからないのですが。以前の代は、楽しんでいましたよ。そういうところで子どもとコミュニケーションを取れないようでは、将来、大人ともコミュニケーションが取れないのではないかと心配しています。今年の部の課題ですね」

自分から動かない、「自分たちで考えるところが少ない」部員がこの世代には多いという印象を、金澤先生は抱いている。

「仕切る位置をやりたがらない子が多いので、だからキャプテンの門馬に任せっきりで、彼女がつらくなる」

その思いは女子サッカー部に限らず、他の生徒に対しても同様だ。

「教師がどんなことにも指示を与えすぎて、自分で考える力を伸ばしていないのではないかと思います。だから僕の体育の授業では、指示はまったくしません。自分たちで考え、自分たちでうまくなって、自分たちで楽しめるように仕掛けています」

強豪校ゆえ練習も厳しいが、途中でやめる生徒はほとんどいない

飛鳥高校女子サッカー部の練習は、基本的に週6日。午後4時に練習を開始する。定時制があるため、グラウンドが使える時間には限りがあり、通常は5時半が完全下校で、定時制の授業との関係によりもう少し遅くまで練習できる日もある。

どの曜日にどんな練習をするかはとくに決まっておらず、門馬瑞キャプテンが顧問の金澤真吾先生と相談しながらメニューを決めていく。

強豪校ゆえ練習も厳しいが、途中でやめる生徒はほとんどいないと金澤先生は言う。門馬さんも「練習はつらいけど、それがやりがいでもある」と答えた。

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