荻高バスケ部は、男バス女バスを区別せず! 東京都立荻窪高校 バスケットボール部

みてみて!うちの部活!

2016/10/31

東京都立荻窪高校 男子バスケットボール部 女子バスケットボール部 2

練習試合を精力的に組み挑戦する荻高バスケだが、日常の練習を見てみたい、そして全国大会初出場にして準優勝の快挙を成し遂げた女バスに会いたい、快進撃を続ける男バスに会いたい。
JR中央線荻窪駅にほど近い学校を訪問した。女子バスケットボール部のリーダーに話を聞いた。
(写真は左が山田ありささん 右が前キャプテン 周佐実紀さん)

芯強き、しっかり者の女バスのリーダー、周佐実紀さん、山田ありささんに話を聞いた

周佐実紀さん(前キャプテン)はこう話し始めた。

「女子バスケはずっとあったんですけれど、そんなにがっちり活動はなくて、私たちが1年生で入った時は先輩2人くらいで、試合にも行けない状態でした。中学でのバスケット経験はあります。でも荻窪に入ってバスケットをやろうとは思っていなかったですが、もう1人いた人と3人で見学に行って、2人から入ろうと誘われて入ったら、結構がっちり入り込んでしまいました」

人数が少ない中では故障は堪える。下の学年が入ってくるまで4人で持ちこたえた。徐々に部員が増えて、1年生が6人入ってくれるまでになり、今日は8人で練習ができた。松岡顧問は練習試合を精力的に組むようである。この時期は10月2日から始まる秋大会に向けて練習が熱を帯びていくさなかであった。

山田ありささんは中学でバスケット経験者だ。最初はちょっと見てみようと、3人で行って何回か練習したら、いつの間にか入部していたという。

全国大会の時のかっこいいユニフォームのことを聞いてみた。ビジュアルはモチベーションに影響を与えるものだ。

山田「本当は、めちゃダサくて変えてほしかったけど、そこまで実力はなくて。昨年の秋の大会で全国3位になったチームに勝って、そこでユニフォーム変えて(買って)ください、って(笑い)」

それにしてもめきめき強くなったものだ、初出場で準優勝とはすごい!アベックで全国優勝・準優勝はすごい。

人数が少ないから意思疎通は問題ないかもしれないが、人間関係はどうだったのだろうか。二人は実に率直に話してくれた。

周佐・山田「最初はすごかったです(!)」

周佐「私ははっきり言う、怒鳴るタイプのキャプテンで。ありさは『私ダメみたい』なタイプで、怒られる。もう一人が、ありさを励ます。バランスは良かったんですけれど、私は強く言うところがあって・・・」

3人の立ち位置、役割がうまくいったようである。
後輩から悩みを聞くときはどうだろうか。

山田「自分が経験したのと同じ状態に陥ってきている後輩などがいるので、その状態に合わせて自分の経験をもとにして話しています」

周佐「とりあえず話を聞いて、自分たちもその後輩のプレーを見てきているので、それとあわせて、しかったり、励ましたりします」

 

 

練習を男女一緒にやれる良さ

練習を男女一緒にやれる良さこそ、荻高バスケの特徴だ。

周佐「1年生の時は、女子だけでやることはできなかったので、先輩と男子とが練習しました。でも男子のスピードに慣れると、女子のスピードが遅く感じたりして・・・」

編集部「おお、よくついていきましたね」

周佐「あとは、男子も『女子だから』って手加減しないです」

編集部「6号ボール、7号ボールとありますね。7号でやってどうですか」

周佐「(7号でやって)シュートは最初、全然入らないですけれど、やっていくうちに、受け止めるしかないんで、慣れてきます」

男子は全国優勝の経験があるチームなのだが、甘やかさないのだ。

山田「お互いに男子も女子も」

周佐「勝ち上がろうという気持ちがあるんです」

編集部「上を見てるんですね」

見交わして笑顔がこぼれる2人

顧問の先生について

顧問に対しては、と尋ねるとと2人は恥ずかしそうに話し始めた。

山田「松岡先生は、すごい怒る先生。ひたすら怒鳴ったりします。私たちも1年の時は全国出場とかもないので、それほどの戦績もなく、そんなに見てもらえなかった。自分たちが全国を現実的に目指せる立ち位置に立った時に、すごくずっと見てくれていました。本当に厳しいんだけれど、愛情が伝わるというか。本当に厳しくて、うざいと思ったりもするし、いやだったけれど、嫌いになるなんて絶対にないし、愛情なんだなって、伝わってきます」

編集部「松岡先生は熱い顧問ですね。岡崎先生はいかがですか?」

周佐・山田「春から、立川の女子バスケからいらっしゃいました」

周佐「私たちは、まだ半年くらいしか見てもらっていませんが、結構、まるで友達のように相談に乗ってくださいます」

編集部「お若いですしね。女性は女性特有の体のリズムがあったりするでしょう。男の先生には難しいけど、女性の顧問がいらっしゃってよかったな、と思いますね。お二人は来年の3月で卒業ですか?」(注)

周佐・山田「はい。進学(周佐)と就職(山田)です」

編集部「ここで築いた根性と体力。体力は皆さんを助けると思います。シュート素晴らしいですね。ゴール決まると快感でしょう、バスケの醍醐味ですね。中学生に向けてアドバイスをお願いできますか」

周佐「高校で、もしバスケをやる子がいたら、今、中学での経験を豊富にしておいたほうが、これから高校生活というか、バスケ人生のすごい力になると思います。私も中学では適当にやっていたのですが、でも適当にバスケやっていくと、あの時ちゃんとやっていれば良かったなと思うことが絶対にあります。今のバスケができる時間を、もっと大事にしてほしいし、部活に入ってない子も、夢中にできるものを探したほうが、10代の時期が楽しくなるのではないかなと思います」

山田「実紀と同じ意見です。高校に入ったら、先輩を見ると体格なども全然違うし、中学と全然違う環境で、バスケをすると思うんです。だから、多分、中学以上に辛いことも多いと思います。だから荻窪のミーティングでも、、絶対辛いことが多いなかでもやめないで、継続していこうと皆に言っています。最後に、こうして私たちが引退する段階で、やってて良かったと思っていますから。その現役でやっている時は今すぐやめたいとか、バイトやってる方がましだ、とか思うこともあるけれど、続けている方が自分のためになるし、経験値もつくから」

編集部「全国大会を観戦していて、戦っている荻窪女子、内側から出てくる若い女性のエネルギーというか、健康な色気を感じました。希望ですね。練習時間は短くて、スタメンやっと集められる時代は大変でしたね。実績ついたからこの先はいい感じになっていくのではないですか」

周佐「今までよりは人数増えると思います」

編集部「二人とも心が強そうですね」

周佐「はい、強いです」

編集部「かっこいいですね」

周佐「それから、男女バスケットは仲が良いです。男子のおかげでもあると思っています」

(注)三修制 定時制なので、1日4時間授業で4年間で卒業することが基本だ、他の時間帯で行われる授業(選択科目)を受講することにより、3年間での卒業を目指すことを『三修制』という。多くの生徒がこの制度を利用して3年間で卒業している。

次回は男バスのリーダーたちの話を聞く

都立荻窪高校

Crick

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