「ふれあい動物園」の 人気者たちとの愛情物語「杉農祭」(上)  埼玉県立杉戸農業高校 

みてみて!うちの部活!

2016/12/03

埼玉県立杉戸農業高校 杉農祭 3

「杉農祭」で子どもに圧倒的人気のあるのが、「ふれあい動物園」。生物生産技術科飼育専攻の生徒たちが飼育しているポニー、牛、羊、黒豚、鶏とふれあうことのできるちいさな動物園だ。生徒たちが愛情をかけて育てている動物たちは人になれていて、手で持ったえさをうれしそうに食べる。

「ふれあい動物園」は入口からわくわくさせるものがある。

「ふれあい動物園」は入口からわくわくさせるものがある。DSC_0303

「もみじ」という茶色の品種の鶏のひよこもえさ付きで売っていました。

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「左前足を痛めていて乗せてあげられなくてゴメン」

子どもたちが恐る恐るポニーのキャンディの頭をなでると、「気持ちいいよ!」と頭を上下にして応えるので、子どももにっこり。「乗せてあげる予定だったけれど、左前足を痛めているのでできなくなりました」と生徒がいえば、キャンディは前足を上げて揺ってみせる。人間の話がわかっているみたいだ。DSC_0330

疲れたのでお昼寝しま〜す。Zzz..

「チャッピー!」というと「ブー」と返事をする、愛されキャラの黒豚。朝から愛嬌をふりまいていたら、午後には疲れて、ゴロリと横になったままお昼寝中。寝姿もコトンとしてかわいく、「まつげが長い」とか「250キロの体重じゃ重くて大変だろう」と人気があるのは、子豚のときにこの学校にきておなじみさんが多いから。「5歳のメスで、もう生殖ができなくなって、多分この学校にいるのは今年が最後です」と生徒が来場者に伝えると、「売られてしまうの?」と女性。スマホの昨年のチャッピーの画像を出して、「来年は会えないなんてさびしい」と、いろいろな角度からチャッピーの写真を撮っていた。DSC_0457

ソックスをはいているように足先と鼻先だけが白い黒豚のチャッピー

家畜とはなにかを考える いのちを育てる授業の成果

生物生産技術科の中村悠亮先生の話。

「現在は、非農家の生徒がほとんどで、農家の生徒はクラスにひとりか、ふたりいるかどうかです。生物生産技術科では生物栽培、飼育技術、農業機械を学びますが、飼育技術に関心がある生徒が選択で選び、40人が学んでいます。動物を飼うといってもペット感覚でとらえている子が多いのは仕方がないことかもしれませんが、ここで家畜を飼育することにより、家畜とペットが違うということがわかるようになります。

この学校では、一年生全員が卵を鶏にする実習をします。卵を孵卵器に入れてひよこにして、鶏に成長させます。ワクチンを打ったり、他の鶏をきずつけないように嘴を切り、最終的には肉を食べます。飼育して最初に生徒がショックを受けるのは嘴を切るときで、泣き出す生徒もいます。また、つぶして食べるという話をするとシュンとなるのですが、実際に肉になると「もも肉はおいしい」というように、食品として受け入られられるようになります。家畜は最終的には命をいただくものなので、これを経験すると生徒は一回り大きく成長します」。

訪れた子どもたちに動物のことを教えている生徒は、動物に慣れているようにみえるけれど、入学したときは、こわごわ手を差しだす子どもたちのようだったのだろうか。

生物生産技術科の中村悠亮先生。やさしく生徒を見守っています。

はじめて鶏をだっこした中学生はうれしくなってニッコリ。

次回は、「ふれあい動物園」の後半、子牛、羊と世話をする生徒たちの姿を紹介しよう。

埼玉県立杉戸農業高校

〒345-0024 埼玉県北葛飾郡杉戸町堤根1684−1
tel.0480-32-0029

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