漢詩や和歌を吟詠し、舞う  奈良県立橿原高校 吟道同好会

注目! 素敵な人、すごい部活!

2017/02/10

奈良県立橿原高校 吟道同好会

【日本人の心に触れられる部活】
平成8年に創部。20年の歴史がある「吟道同好会」は、漢詩や和歌を歌う「吟詠(ぎんえい)」に合わせて、刀を持って舞う「剣舞」と、扇をもって舞う「詩舞(しぶ)」の2つを総称した日本の伝統的な芸道である「吟詠剣詩舞(ぎんえいけんしぶ)」を行う部。「剣舞」は、古武道の格式と、詩の心を表す芸術性をあわせもち、演技者は武人の心構えや武士道の気迫、格調を備えていることが求められる。例えば、刀の差し方(帯刀)や斬り方、構え方といった基本動作に、剣術や居合術などの刀法、礼法にも通じていなければならないという。詩の心をつかみ理解し、その詩の世界感を芸術的に表現するところが見どころでもある。

山本 泰子(ヤマモトヤスコ)先生にお話を聞いた

伝統に磨き抜かれた真っ直ぐな心と、美しい立ち居振る舞いを一生の宝として身に着けて卒業してもらえれば嬉しいし、将来きっと役に立つ

吟詠剣詩舞を行っているのは奈良県では橿原高校と榛生昇陽(しんせいしょうよう)高校の2校だけという、とても珍しい部活動なので、2校で合同チームを結成して、「全国大会(全国高等学校総合文化祭)」や「近畿大会(近畿高等学校総合文化祭)」に出場している。毎年夏に開催される全国大会に向けて、週2回の部活動に加えて専門の「師匠」に十数回来ていただき、ご指導を仰いでいる。一つの演舞に仕上げていくまでに何時間も練習を重ねていく必要がある。こころと動きを合わせて行く上でチームワークが必要で、日頃の勉強では決して経験できないことを学べる機会となっている。師匠からひとつひとつの所作には必ず意味があること、全体のバランスや間合い、空気感を読むこと、静と動の切り替えなど、日常生活では得られない貴重なことを学んでいる。生徒たちも、ひとつひとつ丁寧に演舞しようとチーム一丸となって取り組んでいる。吟詠剣詩舞という伝統芸能に携わることは、歴史的な物語を演じることでもあるので、歴史に対する深い理解にも繋がっているという。伝統に磨き抜かれた真っ直ぐな心と、美しい立ち居振る舞いを一生の宝として身に着けて卒業してもらえれば嬉しいし、将来きっと役に立つ。と言葉にも熱がこもっていた。

部長 川本 理華子(カワモトリカコ)さんにお話を聞いた

普段も姿勢をキレイにしていないと、演舞がキレイに見えない、常に意識する日常の立ち居振る舞い

一年生の時に体育館で部活動紹介が行われ、舞台で先輩方が演舞してくださったのを見て「嗚呼!カッコいいなぁ!!」と思って入部を決めた。ともかく「カッコいい!」のひと言。見た目は、簡単そうに見えたが、模擬刀を使った細かい刀の振り方は、想像以上に難しい。そもそも刀の振りを覚えるのが苦手で、ちょっと覚えてもすぐ忘れるの繰り返しで、みんなの足を引っ張ることも。師匠からビデオをいただいて、それをケータイに入れてみんなでシェアして、何回も見て覚え、ただひたすら反復練習しているという。また一つの演目毎にテーマが決まっていて、演出家が予め細かく演出を決めているので、それを覚えるのが大変。今は女性部員だけだが、演目によっては男性の演舞もあるので、男子部員を現在募集中!!全国大会では、男女混合での演目もあり、男子が入ることで、逞しさ、勢いがある演目にも一度挑戦してみたいと考えている。

普段も姿勢をキレイにしていないと、演舞がキレイに見えないので、以前は猫背だったが、吟道をするようになって姿勢がよくなったという。来年の夏で引退なのだが、「やるときはやる、はっちゃける時ははっちゃける。と部活にもメリハリを持たせて頑張りたい。将来は、英語教師になりたいとキッパリと語った。

奈良県立橿原高等学校

〒634-0823 奈良県橿原市北越智町282

TEL  0744-27-8282

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