命を学ぶ学校で、音楽活動をするということ #大阪府立農芸高校 #音楽部

みてみて!うちの部活!

2017/03/26

大阪府立農芸高校 音楽部 その2

農芸高校の音楽部は、1969年の創部以来、「スニーカーエイジ」や「高校生バンドフェスティバル」などで何度も入賞を重ねてきた。部員数は24人と多くないが、実力派の軽音学系クラブなのだ。
顧問の喜多村晴幸先生が音楽部の顧問になったときは、音楽部はバラバラの状態だったという。

みんなで音楽を作り上げる

「バンドの活動と音楽部全体の活動が、10:0でした。つまりみんながバラバラにバンド活動をして、それを音楽部と称していたんですね。私はそれを少しずつ活動を発展させ1:9くらいにしました。

まず全員で全体練習として基礎練習をしっかりさせるようにしました。朝練や、筋トレもするようにしました。そして校外のイベントや大会にも参加させ、更に自ら企画をして出演だけでなく運営もさせるようにしました。

全国大会のためには選抜チーム(代表演奏メンバーとスタッフ)を作りますが、全体での活動を重要視したんです。全体で音楽理論や音響・舞台・照明・映像の勉強会を行い、みんながMCなどもできるようにしました。

今年度の全国大会では最優秀賞を受賞しました。卒業後、演奏だけでなく音響や映像などの業界に進んだ生徒もいます。」

 

顧問の喜多村晴幸先生

KOKOチャレンジアワード決勝大会

成人式での演奏

人となりが音にあらわれる

喜多村先生は、農芸高校の農場長でもある。

 

「うちの学校は、実習が多いので、本格的な部活はあまりありません。今の音楽部は24人と決して多くはありませんが、うちでは大所帯の方です。

練習時間が少ないのですが、部員には“普段の勉強、実習も練習の内だ、さぼるなよ!”

と言っています。心の練習です。人となりが音にあらわれるからです。

私たちが学んでいるのは“農と食と命について”です。

私たちは“食”を作っている。“食”とは単なる物質ではなくすべて“命”。そして、その“食”を作るのが“農”。

自然に生まれたジビエ(野生の鳥獣)や山菜の一部を食としていただくのではなくて、私たちは家畜や作物を育てている。種付けをしなければこの世に生まれてこない命、種まきをしなければこの世に生まれてこない命。私たちがこの世に誕生をさせた命。だからこそ途中で死んだり枯れたりしないように懸命に育てて命をはぐくむ。そして最後に自分の命を繋ぐために、その命をいただく。

食を通じて命を学び、命の大切さを学んでいるんです。

そして、このことを通じて、自分の命も大切だということを学ぶ。

だから、その命を大切にするために、自分自身の人生を一生懸命生きなければならない。

授業も、部活も同じです。目の前のことに一生懸命取り組むことが大事です。

懸命に生き、その自分を大切にできるようになると、はじめて人はまわりを思いやることができる。そして、自分の想いを表現し伝えることができるようになる。

命を学び、真摯に真っ直ぐに懸命に自身が生きること、そしてそのことを“音楽”を通じて表現し伝えること、このとこが音楽部の活動の目標のひとつなんです。

命を学ぶ学校で、音楽活動ができるということは、本当に恵まれていることだと思います。

音楽を通じて、学びを深め、これらかも大切なメッセージを伝えていきたいですね。」

地域のお祭りで

Titele

Crick

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