環境に不平を言わない 星を望む屋上で夢と目標を追いかける

みてみて!うちの部活!

2018/03/31

東海大学付属望星高校 バスケットボール部

「OFF THE COURT」の精神のもと練習に励んでいる。決して恵まれた環境とは言えない中、結果を出し続けている東海大学付属望星高校バスケットボール部。
昨年の取材から約1年。屋上で夢と目標を追いかける彼らを再び取材した。(2018年1月)

新部長でありガードの近藤匠真君

前部長でありフォワードの鈴木孝偉君、1年前より心も体もたくましくなっていた

バスケットボールとの出会い

バスケットボールを初めたきっかけ

鈴木「小学校の頃はサッカーや野球をしている友達が多く、身近でした。中学からはあまり身近ではなかった新しいスポーツをしたいと思いました。バスケットボールに興味を持ったのは、当時『黒子のバスケ』というマンガを友達に教えてもらって読んだのがきっかけです」

近藤「小学校の時にミニバスをやっていて、中学は陸上部で短距離をしていましたが、高校に入ってまたやろうと思って入りました。バスケを初めたきっかけは、お兄ちゃんがその時中学生で、バスケ部に入っていました。あとは、鈴木先輩と同じですけど、周りにやっている人がいなかったので、やってみようと思って、興味があって入りました」

少ない人数で活動、コートが広く感じる

屋上でバスケをやるっていうのは、今まで経験がないような環境だと思うのですが、それについて思うことはありますか?

近藤「ボールは滑るし、床も滑っちゃってバッシュもすぐ滑りやすくなっちゃうし、あと風もあるので、強い時はボールが飛んでいっちゃうので結構きついです。でも普段ボールが滑りやすいのを使っているから体育館ではボールが滑らなかったり、手とかも体育館もだとそんなにかじかまない。そこまで嫌だなとは思いませんね」

鈴木「たしかに、他の学校と比べるとそういうデメリットはありますけど、朝練は外でやると気持ちいいし、のびのびできるっていうのが自分の中では良く、楽しくバスケができています。朝練も個人練ではなくチームで取り組んでいます」

私学大会三連覇への道のり

私学大会を優勝できた理由

鈴木私学大会前の秋の大会で一回戦負けをしました。その負けが私学大会優勝に繋がったと思っています。その大会では当時、ガードのキャプテンが欠場していて、自分の本来のポジションはフォワードですが、ガードのポジションでボール回したりしなきゃいけなくなりました。そこでゲームメイクを考えなきゃなと思って、試合の動画を見たりして、試合の状況だったり、ゲームメイクを意識するようになりました。練習でも3対3だったりするときにゲームメイクを意識して練習して見たりボールを常に回す。全然回せてなかったので、そこから1対1を仕掛けたりしながらゲームを作っていくことを考えました。また、個人としてのレベルも上げていきました。あの負けが私学大会優勝に繋がったと思います」

―近藤君は振り返ってどうですか?

近藤「僕は秋の大会は初めての試合で、大きな大会でした。中学は全然バスケをしていなかったので、体格差や技術面に差がありました。でも試合に出たからこそ学べることありました。トーナメントで去年優勝校の僕たちと、去年準優勝の仙台学園さんが端の組み分けになっていていました。初戦は、順調に勝てましたが次の決勝戦の相手の日の出高校戦が接戦でした。前半は調子良くて点差も離して「いける」と感じていたら後半、日出高校さんが調子を上げてきて逆転されました。しかし当時のキャプテンが、延長戦に持ち込む同点シュートを決めてくれて、延長入って6点差ぐらいで逆転勝ちました」

―結構印象に残っている場面はありますか?

近藤「自分は全然活躍なんてできませんでしたが、キャプテンがシュートを決めて延長につないでくれたのが印象的でした。先輩方の後半のプレッシャーをかけたプレイも凄かったです」

夕方になると照明をつける。照明が眩しいこともあるという。

新チームになって

今年の新チームについて聞かせてください

近藤「まずは人数の問題があります。現在部員数は女子1人、男子4人です。新入部員を迎え入れないと公式戦に出場できない状況です。また、技術面も高めていかないと試合も難しいです。でもまずは部員集めです。学校全体で見ても部活に入る生徒は少なくて、去年は新入部員が入りませんでした」

—鈴木君、後輩に期待することはありますか?

鈴木私学大会4連覇して欲しいです。春の大会、秋の大会も頑張ってほしいと思っています」

普段の練習について

―これまで苦労したことについて教えてください。

近藤部員の人数問題や、技術面でも様々なことを乗り越えていく必要があると思っています。仲間と意見や考え方を出し合い少しずつ前進していきたいです。悩みを共有することもしましたが、まだ新チーム発足したばかりで実感はできていません。これからだと思っています」

―練習内容について聞かせてください。

近藤「男子は、自分以外はバスケ未経験者で、最初にやっぱり基礎が一番大事だと思うので、どの日も基礎的な練習を入れている。最初にハンドリングをやって、体力づくりで最近は走ることもしている。そのあとは基礎的なシュート練習です。先輩も練習に混ざってくれるので、教えてもらえます。ちょうど6人になるので3対3もやっています」

―雨の日の練習はどうしてるのですか?

近藤「地下にある体育館で練習をしています。リングはありませんが、ドリブル練習やパス練習をしています」

―大会の時期までの展望や目標はありますか?

近藤「技術面もそうですし、こういう環境の中でもコミュニケーションとれるようになりたいです。強いチームを見ると、コミュニケーションがとれていて、やっぱりそういうのが大切なのかなっていうのがあります」

―それは、コートの中でのコミュニケーションですか?コートの外でのコミュニケーションですか?

近藤「どっちもですが、コートの中でのコミュニケーションの方が大切だと思います。自分の課題なのですが、言葉に出すのが苦手です。鈴木先輩は凄く指示が出来たり、周りの人たちを見て『こうした方がいいよ』とか、具体的な指示を出しているのでまずは自分もそういうとこを見習いたいです」

今後の展望

それぞれの進路

―鈴木君は選抜メンバーにも選ばれているのですね。

鈴木「はい。選抜の大会が入ってるんで、それでやっと3年間が終わったみたいになるのかなと思っています1月の末に練習があって、2月の上旬に練習があって、大会の日程はまだはっきりしていません。卒業ギリギリまであります」

東京都選抜メンバーに選ばれている鈴木君

―進路について聞かせてください

鈴木東海大学工学部の航空宇宙学科に進学予定です。小さい頃から天体が好きだったので、この学科がある東海大学に進学するために望星に入学した意図もあります。その学科への入学も諦めかけていましたが、合格したので将来もその方面で仕事しようと思っています。幅広く勉強できる学科なので具体的な仕事はまだ決めていません。大学で学んでいくうちに決められたらいいと思っています」

―近藤君の進路についても聞かせてください

近藤「まだ悩んでいます。まだ時間があるので考えようかなって思っています。」

顧問 緑川先生と鈴木君 一緒に戦ってきた足跡を思う

最後に新入生へのメッセージ

近藤「学校の行事や文化祭とかに積極的に参加すると友だちとの輪も広がるし、先生と仲良くなれます。何でも積極的にチャレンジしていって欲しいです」

鈴木「バスケ部は評判がいいので、入ってみると色々な人と繋がれたりして結構いいと思います。近藤たちも優しい先輩なので、全然初心者でも入ってやってみて、出来なくても入っていろんな人と繋がれるかなと思います」

4月には新入部員がたくさん入部してきてにぎやかになる!

1959年 東海大学付属高等学校通信教育部 開設
(1963年 東海大学付属望む星高等学校として独立)

  • 住所 東京都渋谷区富ヶ谷2-10-1
  • 地域の環境 渋谷区の山手通りから入った住宅地にハチ公バスのバス停が学校の前にある。小田急小田原線「代々木八幡」駅、東京メトロ千代田線「代々木公園」駅、京王井の頭線「駒場東大前」駅、各駅から徒歩10分~15分で到着だ。近隣に、学校法人東海大学および東海大学観光学部(代々木校舎)が所在する。
  • 施設 東海大学代々木校舎の一部を使用。地上4階、地下2階(3階は、東海大学情報技術センター)。
    通信制高校であるが、普通教室のほか、生徒ホールや、家庭科室、美術室、理科実験室、保健室等の設備がある。

学校法人東海大学

東海大学付属望星高等学校

〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷2-10-1
TEL 03-3467-8111 FAX 03-3467-8114

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