けして鉄道研究会だけじゃない。理科部、ペーパークラフト部もある。鉄道模型コンテスト2016 Vol.2

先生方・保護者の皆様へ

2016/09/04

全国の鉄道好き高校生の年に一度のお祭り&コンテスト!

いろんな学校からいろんな部活がいろんなアイデアを駆使した作品を作り上げて集結するのがこの大会。見方を変えると面白いかも。モジュール部門の最優秀賞は平和につなげるメッセージを強く出している。いくつか作品を見てみよう。

文部科学大臣賞は平和への強いメッセージ

広島城北中学・高校鉄道研究部の作品「原爆ドームと灯篭の流れる元安川」 (写真は鉄道ホビダスより)

今年の最優秀賞(文部科学大臣賞)は広島城北中学・高校鉄道研究部の作品。テーマは「原爆ドームと灯篭の流れる元安川」。開催日初日が8月6日なので、このテーマを選んだそうだ。原爆ドームを作るのが難しかった、灯篭の流れ方などに工夫を凝らしたと語るのは部長の吉田亘貴くん。作品は11月にアメリカのミルウォーキーで開催される鉄道模型の国際大会に招待される。今年はオバマ大統領が米国の歴代大統領初めて広島を訪問するなど、平和に対して日米で機運が高まっている年でもある。この作品を通して平和のメッセージを伝えたいと吉田君は答えてくれた。

広島城北中学・高校の作品動画はこちら

理科部とワンダーフォーゲル部の作品

この大会に出展しているのは、必ずしも鉄道や模型関係の部活だけではない。千葉県立松戸六実高校は、なんとワンダーフォーゲル部と理科部の共同出展だ。この二つの部活は常に共同で活動しているとのことで、剣舞している部員も多い。彼らの作品は「二つの世界を結ぶ路線」。二つの世界とは「蛍が飛ぶ世界」と「星が輝く世界」で、青いバックに星座が輝き、線路をはさんだ地面では、光ファイバーの蛍が輝く、何ともロマンティックな幻想的な世界を作り出している。どちらの部も現在女子部員がいないため、募集中との事。高畠優樹くんはどちらの部活にも兼部していて、理科部では50mの糸電話を作って実験して見たりワンダーフォーゲル部は文化祭でプラネタリウムを作ったりしているそうだ。

千葉県立松戸六実高校の作品動画はこちら

「蛍が飛ぶ世界」と「星が輝く世界」の二つを結ぶ。幻想的で目を引く作品だ

橋本隆希くん(左)と高畠優樹くん

東急電鉄とのコラボレーション作品

モジュール部門作品。こちらの橋はすべて紙でできている。まさしくペーパークラフト部だ

都立大崎高校ペーパークラフト部の1畳作品は「たまプラーザ50年の夢」。1966年と2016年の東急田園都市線のたまプラーザ駅の周辺を、一畳を半分ずつ使って再現した。その変わりように驚かされる。

顧問の庭野先生は「実は絵画的な要素もあって、空の色も、その年代で描き分けています。1966年は懐かしさと温かみを感じ、2016年はすっきりと未来を感じさせる空です」と説明してくれた。この作品は東急電鉄とのコラボレーション作品で、この後東急電鉄の駅などで飾られることになるという。

都立大崎高校ペーパークラフト部の作品動画はこちら

1966年の頃の東急田園都市線たまプラーザ駅前の様子

現在のたまプラーザの駅前

日本の登山鉄道を1畳にギュッとパッケージした作品

細かい仕事の様子が良くわかる仕上がりだ(メイン画像も)

日本工業大学駒場中学・高等学校鉄道研究愛好会の一畳レイアウト作品は、日本の山を自力で登山していた電車をコンパクトにギュッとまとめた。中学で部活に入り6年目の星有一郎くん(3年)に説明をうかがった。

箱根登山鉄道、信越本線の碓氷峠、奥羽本線の板谷峠、京阪電気鉄道の京津線(けいしんせん)の路線と特長的なところをこの一畳に詰め込み表現したと言う。それぞれを詳しく、そして楽しく説明してくれる様子は、本当に鉄道が、ジオラマが好きなのだと分かる。

日本工業大学駒場中学・高等学校鉄道研究愛好会の動画はこちら

一畳の大きさに、細かく、しかしダイナミックに日本の代表的な登山鉄道を表現している

日本工業大学駒場中学・高等学校鉄道研究愛好会の皆さん。奥の列向かって右から二人目が星君

Vol.3 鉄道模型コンテストを立ち上げた人に・・・ 続く

Crick

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