蕎麦を食べたり、 煙草を喫ったり

きょうのことば

2016/11/24

きょうのことば 2016年11月23日

芸術の秋にちなんで、11月は日本の古典芸能にまつわる言葉を紹介する。
落語は演劇に近い芸能だが、舞台装置や小道具は一切ない。すべてを扇子や手ぬぐいなどで代用する。

蕎麦を食べる(寄席芸人は「蕎麦をたぐる」という)とき、落語家は左手で輪を作り蕎麦猪口の形をし、右手に持った扇子でそばをすくって、たれにつけるしぐさをする。

このとき「ずるずるっ」と蕎麦をすする音を出す。

うどんを食べるしぐさのときには、すする音は少し強くして蕎麦の太さを表現するのだという。

煙草を喫うときは、扇子の根元を口に含む。昔は今のような紙巻たばこではなく、煙管に煙草の葉を詰めて、火をつけ、喫うタイプだった。煙草の葉が灰になると、煙草盆に煙管を打ち付ける。そこまでが一連の動作だった。

傘をさすときは、右手に持った扇子を垂直に立てるとともに、少し肩を縮めるそぶりをして雨がかからないようにする。

その他、槍になったり筆になったり、新作落語では携帯電話になったりもする。

ただの扇子をどれだけ、いろいろなモノにみせることができるか?が落語家の腕前なのだ。

Crick

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