なでしこジャパン #サッカー #女子サッカー
きょうのことば
2016/12/28
きょうのことば 2016年12月28日
12月は天皇杯の争いがいよいよクライマックスを迎える「サッカー」の言葉。
Jリーグに続いてサッカー界が力を入れたのは、女子サッカーだった。
日本の女子サッカーは男子よりも整備がはるかに遅れていた。
1960年代になってようやく女子サッカーが全国で行われるようになる。日本代表が初めて結成されたのは1978年のことだ。
この時期、男子サッカーもメジャー競技ではなかったが、女子はさらにマイナーな競技だった。
しかしJリーグが立ち上がって3年後、女子サッカーがアトランタ五輪の正式種目になる。日本代表は本大会に出場したもののグループリーグ敗退。
ここから女子代表の強化が本格的にはじまり、2004年のアテネ五輪前に「なでしこジャパン」という愛称もでき、一躍注目を集めた。
2008年、佐々木則夫監督が就任、澤穂希を中心としたチーム作りが進み、2011年の女子ワールドカップで、準決勝でスウェーデン、決勝でアメリカを破って世界一になった。
東日本大震災直後で、大きなダメージを受けていた日本は、この快挙に沸いた。
澤穂希が引退して、なでしこジャパンはリオ五輪には出場できなかったが、世界の強豪としてリベンジを期している。