ダンス世界王者の米満叶夢(よねみつきやむ)氏がひき逃げの疑いで逮捕されました。
しかし、本人は「事故を起こした記憶が無い」と容疑を否認しています。
そこで今回は、米満叶夢氏(ダンス王者)の飲酒運転や薬物摂取の可能性について、ひき逃げ容疑でなぜ記憶がないのか調査しました。
米満叶夢のひき逃げ事故とは
米満叶夢容疑者(23)は今月14日、鹿児島市で車を運転中に原付きバイクに衝突してけがをさせ、そのまま逃走した疑いが持たれています。
取り調べに対して「事故を起こした記憶がない」と容疑を否認しています。
引用元:テレ朝NEWS
報道では、米満叶夢氏が事故を起こした自身の車の画像も報じられています。
この画像を見る限りでは、一般的に考え、事故を起こした記憶が無いというような軽微な事故ではないことが分かります。
米満叶夢が事故の記憶がない理由は?
1飲酒運転の可能性
一番の可能性は、飲酒運手の可能性があるということです。
事故を起こしてしまったことで、通報しなければいけないとわかっていながら、飲酒運転をしていたため、通報できずに逃げてしまった可能性があります。
2怖くなってい逃げた
このパターンの結構見かけますね。
事故直後で気が動転してしまい、怖くなって逃げたという可能性です。
実際に事故は起こしてしまったわけですが、事故後の被害者の救助が最優先されます。
助かる命もその時を逃しては助かりません。
3信号無視の可能性
現在はドライブレコーダーが設置されている車は当たり前となっています。
故意に信号を無視した場合、当然過失責任は100%加害者側になりますから、それで逃げてしまった可能性もあります。
4薬物摂取の疑いは?
米満叶夢氏が過去に薬物などを摂取していたというネットニュースは無く、こちらの可能性は低いと思われます。
ダンスの世界王者になるくらいですから、練習量もかなり多いでしょう。
薬物を摂取しながらダンスの練習をするのはきつ過ぎますからね。
5本当に記憶がない
米満叶夢氏が嘘をついておらず、本当に事故の記憶が無いとすれば、それはそれで重大な問題があります。
病院で精密検査を受けた方が良いでしょう。
車の破損状況から見て、事故に気が付かないはずはありません。
逃げてしまった言い訳として「記憶がない」と話している可能性が高いのではないでしょうか。
米満叶夢は事故後どうすればよかった?
まずは被害者の怪我の応急措置をするため、誠意をもって対応すべきでした。
そして、事故を起こしたことは間違いありませんから、警察に自ら通報すべきでしたね。
自信のダンス世界王者の栄光も無くなってしましました。
今後は、警察の取り調べに正直に答え、きちんと罪を償ってほしいですね。
ひき逃げの刑罰は?
ひき逃げを起こした場合の刑罰は、次の3つが考えられます。
1救護義務違反
救護義務違反は、道路交通法違反の刑罰であり、
運転者は、交通事故を起こして人を死傷させてしまったとき、負傷者(被害者)を救護しなければなりません。
道路交通法72条1項
救護義務違反に該当すると「10年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられます。
2報告義務違反
報告義務違反も道路交通法違反の刑罰になります。
警察に事故を報告しなかった場合には、報告義務違反として「3か月以下の懲役または5万円以下の罰金」の範囲で処罰される可能性があります
法第119条1項17号
接触事故を起こした場合は、救急車を呼び(救護義務)、警察に報告(報告義務)があるということです。
3危険運転致死傷罪の刑罰
危険運転致死傷罪の刑罰は、
危険運転を行ったうえ、事故の被害者を救護せずに現場を立ち去ると、道路交通法上の救護義務違反に加えて、危険運転致死傷罪が成立します。
危険運転致死傷罪の法定刑は、被害者が負傷した場合で「15年以下の懲役」、被害者が死亡した場合で「1年以上の有期懲役」です。
引用元:ATOM法律事務所
ひき逃げの場合は、道路交通法の救護義務違反と併合罪となり、被害者が負傷で済んだ場合でも「22年6か月以下の懲役」、被害者が死亡した場合には「30年以下の懲役」が科されます。
ひき逃げは重大な違反ですから、それだけ刑罰も重くなるようです。