旧統一教会とつながりがあると言われる「日韓トンネル」ですが、梶山千里氏は「日韓トンネル実現九州連絡協議会」の会長の立場にあります。
そこで今回は、梶山千里氏の経歴や統一教会との関係、そして日韓トンネル会長はいつからなのか調査しました。
梶山千里のプロフィール
- 名前:梶山千里(かじやま ちさと)
- 生年月日:1940年5月13日
- 年齢:82歳
- 出身地:福岡県直方市
- 職業:科学者・九州大学名誉教授
梶山千里氏は、福岡県直方市の国家公務員の子として生まれます。
出身高校・大学
梶山千里氏の出身高校は、福岡県立鞍手高等学校です。
出身大学は、九州大学工学部応用化学科です。
そして、九州大学大学院 工学研究科 応用化学専攻修士課程を修了しています。
梶山千里の主な経歴
梶山千里氏は、九州大学大学院を修了後、マサチューセッツ大学大学院高分子工学科博士課程を修了しています。
その後、マサチューセッツ大学博士研究員から九州大学工学部助手を経て、1975年に九州大学工学部助教授に就任しています。
- 1974年:九州大学工学部教授
- 1975年:九州大学工学博士
- 1998年:日本液晶学会副会長
- 2000年:九州大学大学院工学研究院長・学府長・学部長、高分子学会会長となる。
- 2001年:九州大学総長に就任します。
- 2003年国立大学協会副会長
- 2006年:文部科学省中央教育審議会専門委員、旭硝子財団理事、日本レオロジー学会会長、日本 Materials Research Society会長なども務めています。
梶山千里氏は、数々の要職に就いており、素晴らしいキャリアの持ち主です。
その後は、内閣府知的財産戦略本部員や、マサチューセッツ大学名誉博士、2014年には日産化学株式会社取締役にも就任しています。
そして、2017年には瑞宝大綬章受章しています。
現在は、日韓トンネル実現九州連絡協議会会長です。
梶山千里の統一教会との関係は?
日韓トンネル会長はいつから?
旧統一教会とつながりがあると言われる「九州~プサンを結ぶ日韓トンネル」ですが、梶山千里氏と旧統一教会との関係はどうなのでしょうか。
また、日韓トンネル実現九州連絡協議会の会長はいつからで、どのような経緯があったのでしょうか。
テレビ西日本の取材では、次のようなことが言われています。
日韓トンネルとは、九州~プサンを結ぶ日韓トンネルであり、九州は佐賀県唐津市内の山中に調査用として長さ540mの穴が掘られています。
佐賀県から長崎県の対馬などを通って韓国まで約230キロを結ぶという壮大な構想のようです。
長崎県壱岐市の現場では、2021年7月に現場事務所が設置されたとありますが、道路の入り口にはチェーンがかけられているという。
地元土地所有者の親族の話では、当初はホテル進出を理由に売却された土地だったようで、旧統一教会とは関係なかったという。
その後土地の所有権が移り、トンネル工事になったそうです。
「日韓トンネル実現九州連絡協議会」は2015年に設立され、政治家や大学の研究者経済界の関係者などが参加しているようです。
そこではトンネル実現に向けた意見交換や経済効果などが話し合われているという。
そして、総会以外にも年に数回、会合が開かれているそうです。
日韓トンネル実現九州連絡協議会の梶山千里会長は、この事業に統一教会が関わっていたことは知っていたという。
統一教会の狙いについては、やっぱり寄付だという。
梶山氏は、前代未聞の海底トンネルを実現したいという言葉を何度も繰り返していたようです。
そして梶山千里氏は、次のように話しています。
「我々が言う日韓トンネルと、旧統一教会が言う日韓トンネルは意味が全然違う。統一教会は金を集めたいだけ、僕らは技術で(韓国と)仲良くしたいだけ」
引用元:Yahoo!ニュース
梶山千里氏の会長就任時期については明確には不明ですが、2015年にこの協議会が設立していることから、少なくても2015年以降ということになります。
梶山千里の経歴まとめ
今回は、梶山千里氏の経歴や統一教会との関係、そして日韓トンネル会長はいつからなのか調査しました。
梶山千里氏は、福岡県立鞍手高等学校から九州大学を経て、九州大学大学院へと進みます。
九州大学工学部教授や九州大学総長などの要職を歴任し、瑞宝大綬章を受章するなどの素晴らしい経歴です。
日韓トンネル実現九州連絡協議会の会長を務め、前代未聞の海底トンネルを実現し、技術で(韓国と)仲良くしたいだけと話しています。