吉田尚正氏は、元警視総監として増加する特殊詐欺をはじめ、数多くの難事件にも対応されてきました。
そこで今回は、吉田尚正氏の経歴や高校大学の学歴、そして、秋篠宮家の御用掛に就任し知恵者といわれる所以を見ていきたいと思います。
吉田尚正のプロフィール
- 名前:吉田尚正(よしだ なおまさ)
- 生年月日:1960年10月26日
- 年齢:61歳
- 出身地:広島県
吉田尚正の経歴や学歴(高校・大学)
出身高校・大学
吉田尚正氏の出身高校は、灘高校です。
吉田氏は高校時代に、テレビでおなじみの「クイズグランプリ」の高校生大会に出場しています。
偏差値:79
灘高校は偏差値79で、兵庫県神戸市にある私立男子校であり、学年の約半数が東京大学に進学するという、国内有数の進学校です。
出身大学は、東京大学法学部です。
主な経歴
吉田尚正氏は、東京大学を卒業後、警察庁に入庁し大阪府西成警察署に配属されます。
その後、1989年に西独フライブルグ大学の修士(法律学)課程を修了します。
1995年には、在アメリカ日本国大使館一等書記官となります。
2006年4月には、宮崎県警察本部長に就任し、本部長時代には宮崎県官製談合事件の捜査を指揮しています。
また、2011年10月には警視庁刑事部長に就任し、オウム特別手配犯の逮捕やパソコン遠隔操作事件、そして黒子のバスケ脅迫事件などの捜査を指揮してきました。
2015年には福岡県警本部長に就任し、指定暴力団工藤会の壊滅作戦を指揮しています。
2016年には警察庁刑事局長に就任。
2017年9月には、警視総監に就任しています。
そして、2018年9月に退官しています。
退官後は、トヨタ自動車株式会社顧問や四季株式会社顧問、トヨタ自動車株式会社アドバイザーなどを歴任しています。
吉田尚正は秋篠宮家の御用掛で知恵者?
秋篠宮家の眞子さんと小室圭さんの結婚問題では、宮内庁職員も大変だったと思われますが、その職員は「皇嗣職」と呼ばれ、そのトップが皇嗣職大夫です。
現在その職務を担っているのが、加地隆治氏です。
「皇嗣職」は、秋篠宮家のサポートだけでなく、時に助言も期待される役職であり、必要に応じて提案をしたり、国民の意見を伝えたりすることも求められています。
しかし、国民が周知のとおり秋篠宮家を巡る一連の騒動では、皇嗣職である宮内庁職員が、調整役の役割を果たせなかったと言われています。
加地氏は穏やかな性格で知られているそうですが、秋篠宮家に寄り添いすぎて「イエスマン」の面があると言われているそうです。
しかし、7月に宮内庁御用掛として就任した吉田尚正氏は、秋篠宮家の現状に風穴を開ける「知恵者」との評判です。
警視総監というこれ以上ない重責も果たしてこられました。
警察関係者の話では、バランス感覚に優れ、なんでもそつなくこなすタイプだそうで、以前から「宮仕え」したいという思いを持っていたという。
警視総監を退官後は、複数の社外取締役などを務めていましたが、御用掛就任にあたっては、すべての役職を辞していることから覚悟が見られるという。
吉田尚正の経歴まとめ
今回は、吉田尚正氏の経歴や高校大学の学歴、そして、秋篠宮家の御用掛に就任し知恵者といわれる所以を見てきました。
吉田尚正氏は、灘高校から東大法学部を経て、警察庁に入庁します。
宮崎県警察本部長や福岡県警本部長、警察庁刑事局長などの要職を歴任し、警視総監に就任しています。
退官後は、民間企業の社外取締役や顧問などを務め、「知恵者」であるとの声も聞かれます。
秋篠宮家の御用掛に就任したことで、眞子さんの結婚問題で離れてしまった国民と宮家の距離を縮めてもらいたいですね。